歯の事知っておこう
2014/08/22
インプラント治療の最大の魅力は、隣の歯を削ったりなにか器具を取り付けたりしなくてもいい、というところだと思います。
生きている歯を健康で自然な状態で保てるのはうれしいですね。
それに、自然の歯と同じような噛み心地ということなので、問題なく治療が済みさえすれば、インプラント治療はとても魅力的な治療と言えるでしょう。
しかしインプラントにも弱点があり、「インプラント周囲炎」というのを起こすことがあるそうです。
毎日きちんとお手入れをしなかったり、定期的な歯科医によるメンテナンスを受けていないせいで、歯周病の病原菌が増殖し、顎の骨に感染することで起こるそうです。(ほかにも原因はあります)
放っておいても自然に治ることはなく、適切な処置を受けることが必要で、ひどい場合はインプラントが抜け落ちたりするそうです。
せっかく高いお金を出してインプラント治療を行ったのですから、炎症を放置してインプラントを無駄にするのは避けたいですね。
2014/08/22
やはりなかなか、手術をして、自分の骨に穴をあけて、金属を埋め込むというのは勇気のいることです。
昔の人は本当にすごいですね。
現代の医学で、きちんと消毒や麻酔を施し、安心なチタン製のものを埋め込む手術でも、後込みする人はいるのに、その千年以上も前に、鉄や貝でつくった歯根でインプラント治療をしていたというのですから。
その手術シーンを想像すると、むしろ治療と言うより拷問ではないかという感じもしてしまいます。
それとも、今の現代人の方が現代社会に染まって、軟弱になりすぎているのでしょうか。
なんにしろ、一番いいことは、歯を失わないことです。
私も歯肉炎になりやすいたちで、歯医者さんに歯の掃除をしてもらうと、そのたびに血が出て痛いのですが、今回、インプラントのことを調べてつくづく、歯をなくさないようにしなくてはな、と思いました。
歯医者の定期検診、痛いのが嫌でついついさぼってしまうのですが、行かないといけないですね。
2014/08/22
インプラント治療を受けた大概の人は、その結果に満足しています。
私の身内も、親戚も治療を受けていますが、快適でなんの問題もないそうです。
しかし、事故が起こってしまうことがあります。
・上顎の骨に穴をあけるインプラント治療を行ったが、治療中激痛が走り、エックス線写真をとってみたら、上顎の骨に固定されるはずだったインプラントが、その骨を突き抜けて、上顎洞といわれる空間に落ちてしまっていた事例。
・下顎の骨に穴をあけるインプラント治療で、骨の中を通る神経を傷つけてしまった事例。
インプラント治療をはじめるのに特別な研修や資格などは必要ないそうで、歯科医師なら誰でもはじめられるものならしいです。
ですから、歯科医院選びは慎重にし、評判のいいところを選ぶ方がよいと思います。
重度の糖尿病や心臓病、重度な歯周病、ヘビースモーカーの人もインプラント治療には向かないらしいです。
心当たりのある方は、歯医者さんとよく相談して、インプラント治療をするかどうか検討した方がいいと思います。